海外特許データベース
海外特許データベースの特徴
世界100ヶ国以上の豊富な収録コンテンツ
英語全文・原文の収録をますます強化。不足したデータはファミリーから補完検索・表示。
さらに充実したデータベースサービスを目指し、継続的に収録情報の拡張や機能の充実を推進しています。
英語一括検索・日本語調査
収録国全ての国を英語による一括検索が可能。
また、調査時にはタイトル・明細やリーガルステータスなど日本語へ翻訳ができ、スムーズに調査を実施できます。
多彩な表示・出力機能
公報表示の際に、ファミリーで対応する日本特許を引用表示したり、一部の国ではステータス状況も把握ができます。
不要な案件を見る手間を省き、調査結果は日本特許と同様の多彩な出力で業務効率化をサポートします。
豊富な収録
アメリカ特許(US)、ヨーロッパ特許(EP)、国際公開公報(WO)、ドイツ(DD/DE)、イギリス(GB)といった欧米の国々の他、中国特許(CN)、韓国特許(KR)、インド(IN)など注目のアジア圏についても全文を収録。ヨーロッパ特許やドイツ特許、中国特許は翻訳した英語全文を、その他の国もヨーロッパ特許庁発行DOCDBの英語要約を収録しており、英語による串刺し検索が可能です。
※2018年12月~ 日本特許(JP)の英語要約データ(PAJ)も収録をしました。
リーガルステータスの強化
INPADOCのリーガルステータス情報に加え、主要国の詳細なリーガルステータス情報を強化しています。
<収録情報>
US・・・USPAIR情報 ヨーロッパ・・・EP Register
韓国・・・KIPRIS Legal Status その他・・・INPADOCリーガルステータス
結果一覧表示では、公報の権利の有無を○☓で表現。
公報表示上でのリーガルステータス詳細は英語に加え、独自の和訳でも確認をすることができるので、素早く権利状態を把握可能です。
※和訳は特許知識のある担当者が全て手作業で翻訳しているため、不自然な表現はありません。
また、検索は一部の国からステータス検索の対応を開始しています。
現在の対応国は、アメリカ・ヨーロッパ・中国・韓国・日本です。(2018年12月)
検索機能
全世界の英語による一括検索が可能です。
また、公報ベース・出願ベースによる検索はもちろん、ファミリーベースの検索により世界各国で出願された同一特許をまとめて検索することができます。
検索画面は日本と同様の使い勝手ですぐに慣れることができ、CPCガイダンスも日本語で確認が可能です。
また、海外特許の検索では難易度の高い「KABUSIKI KAISHA」や「Co. Ltd.」などの法人格の揺れにも独自に対応しています。
表示
海外特許表示時にはなるべく日本語で調査が進められるよう和訳切替機能が標準でついています。
また、結果一覧画面ではステータス情報が確認できるため、確認不要な情報の仕分けがスピーディーにできます。
<結果一覧表示>
<日英併記表示>
<レイアウト表示(対応ファミリー引用)>
AI学習の新翻訳エンジンの搭載
AI(NMT)翻訳を利用した「WIPO Translate」を導入
特許公報という特定のドメインで学習した専用エンジンによって、翻訳精度の大幅な向上を実現しました。
【特許翻訳の例】
【BLEUスコアからみる精度の高さ】
機械翻訳の精度評価する際に広く利用されるBLEUスコアを旧来の翻訳システムと比較してみました。
*100に近いほど翻訳精度が上がっていることを示します
<一例:従来の翻訳 → WIPO Translate>
バッテリー関連技術:BLEUスコア 27 → BLEUスコア 63
電気自動車関連技術:BLEUスコア 19 → BLEUスコア 43
ファミリー、サイテーションリンク
日本特許含め世界100か国以上のファミリーや引用情報のリンクを提供。書誌事項や要約までしか収録の無い国でも、対応する日本特許やアメリカ特許への切り替えにより、詳細な内容を確認できます。
出力機能
高速な一括出力機能を搭載。目次・要約抄録・3件抄録・フロント頁・全文明細書といった多彩な印刷形式を選択できます。PDF出力やCSV、Excel形式での出力に対応。調査結果の保存はもちろん、公報リンク付のExcelダウンロードなど研究・開発者への回覧用フォームも充実しています。また、フォームを維持したまま日本語で出力していただくことが可能です。(NewCSSは和訳印刷オプションが必要)
<和訳印刷>